ランドローバーの特徴

イギリスの高級自動車ブランドであるランドローバーは、アメリカの自動車ブランドであるジープを参考として第二次世界大戦後に製造を本格化させました。 1978年にローバーから独立する形でランドローバーが誕生し、現在はインドのタタ自動車の傘下となっています。

高級SUVをコンセプトにした、一貫した自動車作りが魅力であり、その高い走破性は各方面から評価を受けるほどです。 同時に車内空間のラグジュアリーさも持ち合わせており、名門高級車ブランドとしての側面も表現しています。

SUV全盛の昨今になっても、ランドローバーの評価は高まるばかりです。 他の追随を許さない、絶対的な高級SUVのブランドとしての地位が確立されている証拠とも言えるでしょう。

代表車種

高級SUVブランドであるランドローバーの代表車種は、いずれも力強さと豪華さを併せ持った1台に仕上がっています。

レンジローバー ランドローバーを代表する車がレンジローバーです。 初代はシンプルな作りであったものが、世代を経るほどにラグジュアリーさを増していきました。 反面クロスカントリー車としての性能は衰えておらず、険しい道でもハイパフォーマンスを発揮する車として高く評価されています。 大きな車体であるにもかかわらず、オールアルミモノコックで軽量化を果たしているのも特徴です。

ディフェンダー ランドローバーの名を世界に広めたクロスカントリー車をベースに開発されたのがディフェンダーです。 オンロードでもオフロードでも高い走行性能を持ち、安定した走りを実現しています。 車体が大きくボディも重いというデメリットはありますが、アラウンドビュー対応のインフォテインメントシステムを搭載しているため、駐車や狭い道の走行も見た目ほど難しくありません。

買取・査定のポイント

何と言っても高級車ブランドであるランドローバーは、車内外を問わず美しさが保てているかが査定に大きな影響を与えます。 ランドローバーの車は総じてクロスカントリーもしくはSUVであるため、オフロード走行を前提に購入しているオーナーも少なくありません。 そのため、一般の車よりも足回りに汚れがつきやすく、査定の際にはその箇所を追求され減点されてしまうこともあるのです。 車内に関しても同様で、汚れや破れなどが見られれば減点の対象となります。 車体が大きく手入れは大変ですが、手入れが高額査定につながる第一歩です。 めんどくさがらずにきちんと手入れをすることで、高い評価を得られるかもしれません。

また、エンジンなどの性能もチェックしておかなければならないでしょう。 高い走破性を実現するには、それ相応のエンジンの出力が必要です。 経年劣化でパワーが弱まっていくのは仕方がありませんが、定期的に点検をしておけば、その劣化を遅らせることができるかもしれません。 具体的にはオイル交換や消耗品の交換であり、これらができているかどうかが査定において評価を分けるひとつの要素となるでしょう。 自分で点検した結果よりも、ディーラーや整備工場で車検や点検を受けた記録の方が信用性が高いため、点検記録簿を用意しておくのを忘れないようにしてください。